12月1日、北野天満宮の献茶式に行ってきました。今年3回目の京都、この度は家内も一緒。
7時前の新幹線に乗り、9時半過ぎには北野天満宮に着いた。
表千家は六年に一度の担当で而妙斎宗匠献茶を拝見するためやってきました。
本殿内には入れず、大型スクリーンでの映像だったが、かえって良く観ることが出来た。
台天目の点前を拝見しこれで一休みと思ったら、何と更にもう一度の献茶点前があった。
後で説明を伺ったところ、一度目が菅原道真公へ、二度目が秀吉公への献茶とのことでした。
袱紗捌きや濃茶の練様など二度も拝見できて有難たく、早起きした甲斐があったというものです。
そのあと、拝服席や副席を回ったが、1時間も外で待たされた席もあり、足が冷えてきた。
写真は献茶式の前に観た京菓子匠の展示、御土居の紅葉も掲載。
北野天満宮の次に表千家北山会館に回り小庵400年記念展示を拝見。残念なことに召出し状は11月15日まででした。
夜は息子と落ち合って四条の南、高瀬川横にある「鳥彌三」で水炊き。歴史ある建物で食べる美味しい料理と豊かでゆっくりした時間でした。でも一人1万円以上の食事は初めてかも知れない!
デザートの柿は「代白柿」、スプーンで食べる熟した柿です。
翌日は青蓮院、高台寺、圓徳院に紅葉見物。ぎりぎりで間に合ったか、の散る直前でした。
置物は圓徳院にあった宗旦狐、こんなところで会えるとは。